第18回定期演奏会(1986年)

日時
昭和61年11月22日(土) 18時30分開演
会場
高山市民文化果敢大ホール
入場料
500円
ゲスト
リンドン・アーサー・チャップマン、岩本伸一
司会
上木則子

プログラム

第1部 指揮:塩田勝彦

  • 古いアメリカ舞曲による組曲 (R.ベネット編曲)
    1. ケーク・ウォーク
    2. シュティッシュ
    3. ウエスタン・ワン・ステップ
    4. ウォールフラワー・ワルツ
    5. ラグ
  • ブロードウェイ・カーテン・タイム (J.クランス編曲)

第2部 指揮:追分淳二、小坂法幸(クラリネット協奏曲)

  • 組曲「水上の音楽」よりアレグロ (G.F.ヘンデル作曲)
  • ベニスの謝肉祭 (D.スティガース作曲)
  • ウィロー・エコーズ (F.シモン作曲)
  • 「真夏の夜の夢」より結婚行進曲 (F.メンデルスゾーン作曲)
  • 「クラリネット協奏曲」より第2楽章 (W.A.モーツアルト作曲/追分淳二編曲)
  • アルト・サキソフォーンとバンドの為の協奏曲 (R.ビンチェ作曲)
  • 歌劇「タンホイザー」序曲 (R.ワーグナー作曲)

第18回定期演奏会の思い出●小坂法幸

私の記憶が正しければ、この年は私が結婚した年であり、寿バンド創設の年、そして、市吹が創立以来初めて迎えた外国人演奏家と共演した定期であったと思います。この時のトランペット奏者のリンドン・アーサー・チャップマン氏はイギリス人であったと思います。リハーサルでは英語で機関銃のように指示を飛ばして来て、「注文の多いヤツやな、英語では分からんゾ」と思った事を思い出します。しかし本番ではチャップマン氏は緊張、伴奏の市吹は完璧!!チャップマン氏と演奏終了後握手をすると「Very good!! (ベリー・グッド)」と我々を誉めてくれました。しかし私は大変疲れた事を憶えています。

30周年記念誌より